バッテリー上がる
痛恨のミス。車のルームランプを点けっぱなしにして、バッテリー上がりを起こしてしまいました。とりあえず緊急避難的にバッテリーチャージャーで充電。
半日充電して、エンジンは掛かるようになりました。このまましばらく走ってさらに充電を続ければ問題なく使えると思うのですが、搭載バッテリーを確認すると使用開始日が25年12月となっていて、前回の交換からすでに5年8ヶ月経過していましたので、大事を取って新品と交換することにしました。
バッテリーを選ぶ
新品のバッテリーを購入するにあたって、まずはサイズを確認します。車検証で型式を確認して、車種別の適合表を見ればいいのですが、特別仕様車やら何やらで、意外と適合表と違うサイズのバッテリーが載ってることがあるので、絶対確実な現物確認をすることにします。結果、搭載バッテリーのサイズは[40B19R]でした。
この品番の見方ですが、最初の[40]はバッテリーの性能ランクを表します。数字が大きい程、性能が高いことを示します。
次の[B]は、バッテリーの短い方の側面の[幅×箱高さ]をアルファベットで表しています。[A]が一番小さく、[B]→[C]と大きくなっていきます。
次の[19]は、バッテリーの長い方の側面の長さで、cmそのままを表します。上記バッテリーなら、長側面19cmですね。
最後の[R]は、バッテリーの+端子を手前側に置いて、端子が右側にあれば[R]、端子が左側にあれば[L]となります。
参考 自動車用バッテリー品番の見方(panasonic)
新しいバッテリーを買う場合、この品番が同じものを選ぶのが基本ですが、[B19R]というサイズと端子向きを表す部分が同じなら、左端の数字がより大きい、高性能なバッテリーを選ぶこともできます。また、バッテリーの高さと端子の向きが同じなら、スペースに余裕がある場合、長側面はちょっと長くても大丈夫です([B20R]でも可)。ただし現車を確認して下さいね。
これで品番は確認できましたが、もう一つ確かめなければいけないことがあります。アイドリングストップ車と充電制御車には対応したバッテリーを選ばなければいけないということです。
最近は信号待ちでエンジンが止まり、発進するときに再始動するアイドリングストップ車を見ることも珍しくなくなりました。このアイドリングストップ車には専用のバッテリーが必要になります。まあ普段運転している本人が、アイドリングストップ車かそうではないかを間違えることは考えにくいので、これは問題ないと思います。
問題は充電制御車ですが、近年発売のエコカーではハイブリッド車やアイドリングストップ車以外はほとんどが充電制御車だということですが、丸15年乗っているラウムが充電制御車かどうかは調べてみないとわかりません。見分け方としては、
1.バッテリーのターミナルに電流センサーがある。
2.リアガラスに「低排出ガス車」や「燃費基準達成車」のステッカーが貼られている。
3.エンジンの型式が「CBA」や「DBA」で始まる。
の3つがあります。
私のラウムを調べると、
バッテリーのプラスターミナルに付いている赤い箱が電流センサーの模様。
リアガラスに「燃費基準達成車」と「低排出ガス車」のステッカー。
エンジンの型式がCBAで始まる。
と、3つとも合致するので、多分充電制御車かな。
そうこうしているうちに、なんと購入当時のカタログを発見!
はっきりと「充電制御」と書いてありました。
ということで充電制御車だと判断し、対応バッテリーを選ぶことにしました。まあ、どうしても分からなければ仮に充電制御車でなくとも対応バッテリーを選んでおけば間違いのですが。
バッテリーを買う
さて、オートバックスやイエローハットへ行ってもいいのですが、ここは楽してネットで買いましょうか。つらつら探して見つけたのは楽天市場に出店している「激安カーパーツ専門店オートクラフト」というお店です。選んだ商品は「BOSCH 国産車用バッテリーPSR-40B19R」3,762円(税込)+送料756円。まあ、安い方ではないでしょうか。
このお店でいいのは、交換した不要バッテリーを無料で引き取ってくれること。廃バッテリーの処分ってちょっと悩むところなので、このサービスは助かりますね。注文するときに「不要バッテリー引取サービス」で「利用する」を選択すると、不要バッテリーを送るための着払い伝票が同梱されてきます。
新品バッテリーが入っていた箱にそのまま不要バッテリーをいれて伝票を貼り、佐川急便に集荷をお願いすればOK。最初は何で無料でこんなサービスができるのかと思ったのですが、不要バッテリーを蘇らせて再生バッテリーとして販売している業者も多数あるので、そういったところに卸すのでしょうね。ちゃんと損しないように上手くできています。
届いたバッテリーはこんな感じ。
バッテリーってかなり重いのですが、これは上に持ち手が付いていて、箱からの取り出しや運搬が楽にできます。
新品のバッテリーを見るだけで、なんだか嬉しくなってしまいます。
バッテリー換える
では実際の交換作業です。バッテリーを取り外すときは、ショートしないようにマイナス端子を先に外します。
次にプラス端子を取り外します。
そしてバッテリーの取付金具を取り外します。
これでバッテリーをエンジンルームから下ろせます。バッテリーを乗せるお皿が確認できます。滅多に現れない場所なので、この時に掃除してもいいですね。
新しいバッテリーを置きます。ピカピカで嬉しい。まだ端子にキャップを被せたままの状態です。
まずは取付金具でしっかり固定します。
取り付けるときはプラス端子から繋ぎます。
そしてマイナス端子を繋ぎます。プラス端子のカバーを元通りに被せればバッテリーの取り付け完了です。
この後エンジンを掛けてみると、反応良く、気持ちよくエンジンが掛かりました。やっぱり新品に交換して良かったと実感する瞬間です。
取り外したバッテリーは、新品のバッテリーが入っていた箱に入れます。サイズが同じなので、ぴったり収まります。
後はテープでしっかり梱包し、新しいバッテリーを買った時に同梱されていた佐川急便の着払い伝票を書いて電話で集荷を依頼すれば作業は終了です。
これでしばらくは気持ち良く走れそうです。
コメント